アントレプレナーシップの土台となる6つのスキル
内発的動機から自分らしく未来を切り拓き
多様な人との協働により新たな価値を創り出していく力
私たちは「アントレプレナーシップ」を、自らの未来を自分らしく切り拓き、これからの豊かな社会を創っていくために誰しもに必要な力として定義しています。
それは、所与の評価軸の中で利己的に生きていくのではなく、自分自身と他者を大切にしながら、課題や違和感を探究し、社会全体が豊かになるために主体的・システム的に思考し、多様な人と創造的にコミュニケーションを取りながら、ともに新たな価値を創り出していく力です。
同時に、不確実な社会の中でも新しい働き方や豊かな生き方を自ら創っていく土台でもあります。
私たちはそのような「アントレプレナーシップ」の要素として6つのスキルを定義し、プログラムを通じて開発しています。
本プログラムの特徴
変化が激しく不確実性の高い現代では、従来の目標設定型のアプローチが通用しづらくなっています。
本プログラムでは、思考のOSをアップグレードするとともに、手持ちの手段やリソースを最大限に活用しながら可能性を見出していく、問題解決型のアプローチを体験的に学ぶことができます。
参考: サラス・サラスバシー著『エフェクチュエーション:市場創造の実効理論』
プログラム実施事例
東京工業大学では2023年度に「創造的思考開発講座」と題して、アントレプレナーシップの土台となる6つのスキルを育むためのプログラムを導入しました。
大学生、大学院生、留学生も含む多様な学生が参加し、日英の二言語で実施しました。
プログラムの企画設計は、学生の状況や関連科目を踏まえながら、大学・大学院の先生方と共に行います。
主な実績
- 京都大学産官学連携本部 IMS起業・教育部「サステイナブルガストロノミー」プログラム(2023年度-)
- 東京工業大学リーダーシップ教育院「アートによる創造性回復プログラム」(2018-5期継続中)
- 東京工業大学アントレプレナーシップ教育機構「創造的思考開発講座」(2023年度にプレ講座実施、2024年度より正式授業)
- デジタルハリウッド大学院「プロデュース能力開発基礎I」(2019-2021年度)
- 早稲田大学 大学院経営管理研究科
平野正雄ゼミ(2020・2021・2022年度継続中)
内田和成ゼミ(2017年度)
- 東京大学 医学部「Global Health Entrepreneurship Program」(2016年度)
医学部「 Global Health Leadership Program」(2011・2012・2016年度)
工学部「イノベーションサマープログラム」(2013・2014年度)
- 文部科学省 海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」のアルムナイ向け(2020年度)
- 日本医療政策機構「グローバルヘルスサマープログラム」(2013年度)
- 内閣府「世界青年の船におけるリーダーシッププログラム(2012年度)
- 国際交流基金 アラブ諸国次世代リーダー向け(2012・2013年度)ロシア次世代リーダー向け(2014年度)
- 京都大学 産官学連携本部イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門 ARTS ECONOMICS KYOTO
「クリエイティブの源泉とは? 創業18年目のアート起業とプログラム導入現場からの思索」
- 名古屋大学 TEDxU「夢を描く・想いを描く・未来を描く」
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